リラックスの仕方は個人差がある
リラックス(relax)は、緊張と反対の位置づけにある言葉です。
辞書を引くと「体や心が張り詰めていない状態のこと」などと書いてあります。
では、普段人はどれだけリラックスして生活をしているのでしょうか。
厳密に考えると、深い睡眠状態に入っている数時間を除くと、1日のほとんどが緊張状態にいます。
緊張の度合いは当然差がありますが、子どもからお年寄りまで、何らかの緊張をしながら生きています。
従って、大人になったら、特にリラックスを意識することが大切なのです。
緊張を続けてこわばってしまった体と心を癒すことは、健康を保つためにいろいろなことをやるよりも大切なのです。
この時、重要なことが2つあります。
まず、休むことがリラックスにつながるとは限らないということです。
一般的にリラックスをするとなると、温泉でゆっくり過ごすなどのイメージがついています。
ただこれは主に体の疲労やストレスを取り除く方法です。
心と体の両方をリラックスさせるためには、もっと柔軟かつ細かい対応をしないといけません。
また、リラックスできる環境は個人差があるということも頭に入れないといけません。
モデルルームのようにホコリが1つもないきれいな部屋よりも、ある程度散らかった部屋の方がくつろげるということもあります。
そして、他の人がいいと考えているリラックスのやり方も、自分には合わないということがあります。
自分がどうすれば、あるいはどうしなければ、気持ちよくリラックスができるのかを見つけるようにしましょう。
人によっては意外なやり方によって大きな効果を得ることができます。