手打ちや手こねを使ったリラックス方法

手打ちや手こねをしてリラックス

パンやピザ、うどんやそばと言った、粉から練って打つ作業には、ツボ押しのマッサージと同じようなリラックス効果があります。
こねるという作業自体が手の指や手のひらにほどよく弾力を与えて、それが手首やひじ、肩の付け根に伝わり、神経や筋肉を効果的に刺激します。

 

そして、手先だけの運動ではなく、全身運動にもなりますから、血のめぐりがよくなって全身が温まり、筋肉の緊張を取ることができます。
食べるための作業でなくても、土をこねる作業がある陶芸や粘土を使った作品づくりで、同様のリラックス効果を得ることができます。

 

食べ物であっても作品であっても、出来上がった時の満足感が得られ、リラクゼーションとしては一石二鳥と言えます。
ただ、大がかりなものはやりづらいと感じている人も多くいます。

 

そこで、リラックスをするために向いているのが、ラビオリの生地や餃子の皮を手作りすることです。
これらは材料が少しで済みますし、お弁当のおかずにも向いています。

 

ラビオリの生地は、小麦粉100gに卵1個と塩を少々混ぜてこねます。
生地を薄く伸ばして、ツナやベーコン、チーズなどの具を置き、上から生地をかぶせていきます。
その後に具の周りを押さえて切り、茹でて完成です。

 

餃子の皮は、小麦粉50gに対して20〜25ccのお湯を加えてこねていきます。
最初は強めに練り、耳たぶ程度のやわらかさになったら少し寝かせます。

 

その後もう一度練って、1枚ずつの大きさにちぎり、薄く伸ばせば完成です。
この時に皮がくっつかないように両面に粉をまぶしておくことや、乾燥しないうちに皮を使いきってしまうことが大切です。