呼吸法とリラックス

呼吸法を試してリラックス

深呼吸をすることで緊張しないようにすることは、多くの人が知っているやり方です。
深呼吸はリラックスするための暗示というわけではなく、科学的にも効果があることが実証されています。

 

深く息を吸って体の中にたくさん酸素を送り込むことで、緊張する→呼吸が浅くなる→脳が酸素不足になる→さらに緊張するという悪循環を止めることができるのです。

 

また、正しく腹式呼吸をすれば、疲れやストレスを吹き飛ばし、リラックスすることができます。
腹式呼吸で酸素を取り込むと、怒りや悲しみから来る気持ちのブレを抑え、心と体をリラックスできます。

 

ここでは、簡単に覚えられる腹式呼吸のやり方を説明します。
吸い込む息の量より、息をしっかり吐き出すことが重要です。

 

 

1)口を大きく開けて、顔のこわばりをなくします。

 

2)口をとがらせ、口笛を吹くような形にします。

 

3)ゆっくり息を吐きつつ、お腹をへこませます。この時、自分の体が風船か浮き輪になっているような感覚で、最後まで息を吐ききります。

 

4)口をしっかり閉じます。

 

5)鼻から息を吸い込みます。

 

6)のどから肺へ空気が入っていくのを感じながら、胸を大きく膨らませます。

 

7)2〜3のやり方で息を吐き出します。

 

8)鼻から息を吸ったら、今度は胸ではなく、胃からお腹へ空気を送り込みます。

 

 

お腹を突き出して、赤ちゃんのお腹のように大きく膨らませましょう。
ストレスが溜まったり不安になったりした時に、このやり方で深呼吸をすると、心と体が楽になり、リラックス効果が得られます。