触覚を使ったリラックス方法

触覚を使ってリラックス

触れることで感じられる触覚は、五感の中で最も繊細です。
そのため、心と体にいろいろな影響が出ます。

 

しかし、自分が感じている快感と不快感で、最も気付きにくい感覚も触覚と言われています。
それは、私たち人間は、触り心地が少々納得できなくてもすぐに我慢してしまい、その我慢が苦痛に感じない機能があるからです。

 

また、手に貼りつくような感触が気持ち良かったり、滑らかな肌触りが苦手だったりと、快感・不快感の程度には個人差があります。
従って、普段の生活の中でリラックスできるようにするためには、まずどういった肌触りを自分が好むのかを確認するようにしましょう。
そして、自分の身の回りに、自分が好きではない触り心地のものがあったら、直すか処分するようにするといいでしょう。

 

例えば、オーガニックコットンのインナーでも、ラベルやタグが肌にあたってチクチクすることがあります。
柄が気にいったソックスであっても、裏側の繊維の結び目があたって、気になることがあります。
寝具も、毛布の縁に毛玉ができてザラッとした手触りになったり、フリース地のベッドパッドに静電気が溜まってピリピリすることがあります。

 

こういった場合、チクチクするラベルを外し、毛布の縁には手ぬぐいやタオルを縫い付けるといいでしょう。
ちょっとしたことですが、リラックスの度合いが高まります。

 

また、自分の肌の調子を整えることも、リラックスの度合いを高めます。
ハンドケアの商品を増やして、入浴後に手や指のマッサージをしっかりやるといいでしょう。