瞑想をしてリラックス
瞑想とは、目を閉じて深く静かに思いをはせることを意味します。
瞑想はもともと宗教的なものですし、仏教の修行である座禅を組んで瞑想する様子はよく知られています。
キリスト教の修道院では、瞑想をする時間が日課の中にあります。
瞑想をする時の姿勢や唱える祈りはいろいろあります。
ただ共通していることは、何にもとらわれない無心でいることが求められることです。
言葉だと簡単に感じるかもしれませんが、無心でいるということはとても難しいのです。
しかし、宗教の精神に準じた瞑想法をしなくても、瞑想の時間を作ることでリラックスに効果があるのです。
そこで、家で簡単にできる瞑想の方法をご紹介します。
1)首や手足を脱力して動かし、全身リラックスした状態にします。
2)床に座って、ひざを開いて無理しないところで足首を交差し、目を閉じます。
あぐらが組める人は組むと効果的です。
床に座ることが難しい人は、椅子やソファに座って、足を肩幅程度に開きます。
3)腰から背筋を伸ばして肩を張り、少しだけ力を抜きます。
4)腿の上に手の甲をつけ、親指と人差し指で輪を作り、残りの3本の指は揃えて伸ばします。
5)自分の好きなものを想像して、頭や体にたまっているよどんだものを押し出し、空いたところにきれいな光や空気が入ってくるようにします。
この時、宇宙の広がり、青空、森の木漏れ日、澄んだ水、母親の胎内など、包み込んでくれるイメージをすることで、心と体をリラックスすることができます。